さざなみプロダクション

さざなみプロダクションの平社員による日記

九月になった

九月になるのを待ちかねたようにさっそく雨が降り、私はせめてすこしでも涼しくなればいいなと思っています。もう夏は疲れた。

 

 

コーヒーゼリーを作った

家で作れるものだと思ったことがなかったが、ちょっと考えればめちゃくちゃ単純な仕組みであると気づき、早速作った。濃いめのコーヒー400mlを淹れて、砂糖大さじ3を加え、ゼラチン5gをお湯でふやかして混ぜ、カップに入れて冷蔵庫で冷やす。これだけ。

苦みのしっかりしたコーヒーゼリーができた。レシピはインスタントでもよいと書いてあったが、ちゃんと豆を挽いたのがよかったかもしれない。

夫は「おいしいコーヒーゼリーの味がする」と喜んでいた。

彼はいいやつなので料理やお菓子を作るとすごく褒めてくれるが、最近普通の言葉で褒めるのにも飽きたらしく「ファンタジスタ」と囃されるようになった。

ちょっと嫌だ。

 

なんとなく忌避感

米を粗末にすることに本能的なタブー感がある日本人は多いと思うけど、ついでに私はあれも苦手。「卵を水で薄める」という工程。

一番「わっ」と思うのはたこ焼きを作るとき。

ちなみに40個作るなら【卵二個+水600ml+粉200g】というのが正義なので試してみてほしいんだが、これを作るときにどうしても、卵を水で薄める作業が発生する。

なんか嫌だ。

溶いたものは全部たこ焼きにして食べるのだし無駄にしているわけではないのに、なんとなく「命を希釈している」感じがする。いつもなんか、なんか嫌だなあ~と思いながら作っている。

あ、このまえレバニラ炒めを作ったが、レバーを洗って牛乳に漬けているときもなんか嫌だなあと思った。これについては「そりゃそう」かもしれない。牛乳だってこんなの望んでないだろと思ってしまった。

料理にはときどき、なんか嫌な工程がある。

 

花壇のこと

オクラに肥料を足したところ、早速バリバリ育って実がついていた。めっちゃ元気で見ていて気持ちいい。ちなみにオクラの葉は触ると超痛いから気をつけてね。

ひまわりの花が終わり、植えてあった場所を耕してきれいにした。ひと夏、お疲れ様です。次に何を植えるかは決まっていないので、ひとまず腐葉土とかを足しておこうと思う。

そういえばイオンのガーデニングコーナーにチューリップの球根が売っていた。もう植えていいらしい。早いね!?やっぱり去年の12月に植えた私はかなり遅いほうだったんだな。

 

パーソナルカラーと骨格診断

自分の骨格がどれだかわからずにいる。

いまより太っていたころは胸やお尻にお肉がついてしっかりしていたこともあり、肩幅も広いし、上半身にボリュームがあり「ストレートだろうなあ」と思っていた。しかし痩せて(というかやつれて)弱そうになったいま鏡で見ると「ウェーブか……?」とも思う。ナチュラルでないことだけはわかる。

自己診断をすると「胸とお尻の位置が低い」とか「手首の骨が目立たない」とかいう特徴はウェーブに当てはまるが、「てのひらが薄い」とか「首が細い」みたいな特徴は当てはまらない。私の骨格は全体的にムーミンなので。ゆえに、似合う服の形がわからない。たぶんプロに見てもらわないと特定は不可能である。

なぜならパーソナルカラー診断を受けたとき、受ける前は「イエベ秋に違いない」という確信を持っていたし、雑誌やネットの自己診断方法を見てもイエベだなあと思っていた。でもプロの方に見てもらい、それぞれの色の布を顔に当ててもらうと、自分で見ても明らかにブルベ夏だった。そしてそのあと改めて自己診断をしてみると、不思議なことに、ちゃんとサマーの特徴に当てはまっている。たとえば「手のひらがオレンジよりもピンク色に近い」とかは、診断を受ける前は「うーんオレンジだなオッケー!イエベです」と思っていたのだが、いま落ち着いて見てみると明らかにピンク色だ。唇の色もそう。なにを見ていたんだ私は。

要するに自分を客観視するのは難しいということ。

だから結局、自分の骨格を理解していないまま、秋の服を買おうとしている。